アナルパール・ビーズは、アナル拡張やアナルプレイの入門アイテム
アナルパールとは、プラスチックやシリコンや金属製の球体が直線状に数珠のようにいくつも連なった形状のアナルグッズ。
球体と球体の間隔がなく、くっついた状態の棒状のものをアナルスティックと呼び、デイルドの一種に分類されます。
アナル拡張などアナルプレイの初期の段階でお世話になるグッズです。
もちろんアナルプレイには欠かせないグッズの一つなので、中級者以上でも愛用されている定番グッズです。
アナルパールの使い方
アナルパールを挿入する前に、ぬるま湯か、36度前後に温めた生理食塩水で浣腸しておきます。
ちなみに、生理食塩水とは濃度が0.9% の食塩水のことです。
これは、体液の浸透圧とほぼ同じなので、血球や組織に影響を及ぼさない非常に身体に優しい液体なのです。
浣腸するメリットは、直腸が洗浄され雑菌を排除するだけでなく、直腸や肛門括約筋の緊張をほぐす効果があります。
アナルパールを入れたり出したりする時は、力を入れないで括約筋の収縮を利用してください。
慣れていない段階では、なかなか挿入できない場合があります。
その時は一度肛門を自分の力でギュッと締めてもらい、直後に弛緩(しかん)した瞬間を見計らってゆっくり玉を半分ほど押し込むと吸い込もように中に入っていきます。
引き出すときも同様にします。
力任せに入れたり、出したりすると括約筋の周辺部が傷つく場合があるので、注意が必要です。
また、あまり奥まで挿入しすぎると直腸壁を強く刺激したり、S字結腸の方に入ってしまう恐れがあります。
腸内細菌は、腸の部位によって住み分けができていて、奥の方が雑菌に対する耐性が弱いので、奥へ入れ過ぎると感染症を招く恐れがあります。
シリコン製など柔らかい素材のものであれば、限界まで挿入しても余りがあるようなら、引き出した時にハサミなどで余りを切ってしまうと良いでしょう。
アナルパールは、プラスチックやシリコン製が圧倒的に多いですが、金属製も重量感があり、独特の感触から愛好家も多いようです。
素材が変わっても使い勝手は同じなので、色々と試して自分に合ったものをさがしてみると良いでしょう。
アナルパールはアナルグッズの中で一番気持ちイイ!
アナルに挿入すると何が気持ちいいのか、未経験者が一番気になるところです。
実は、肛門を広げるだけでは快感は得られません。
アナル挿入で快感なのは、直腸壁越しの子宮口周辺への刺激と、排泄時の肛門括約筋裏側にある神経への刺激だけです。
つまり、膣挿入時の快感が間接的に得られているのと、排便時の快感というわけです。
肛門から子宮口への距離は、膣口より近く7センチくらいなのです。
子宮口といえば、膣内で最も強烈な快感が得られるというポルチオと呼ばれる領域なので、うまく当たればその快感は半端ではないのも事実です。
膣挿入で子宮口にヒットできなくても、アナルなら届く可能性は高く、そもそも指でも届いてしまうくらいです。
だから、膣挿入よりアナルの方が気持ちいいと言う女性がいるのも理由があるわけです。
また、排泄時の快感も固形物が神経に当たらないと生じないので、直腸自体は快感を得ることはありません。
SMのように、大量に浣腸してぎりぎりまで我慢して排便した時の快感はありますが、通常の浣腸だけでは強烈な快感は感じられないのです。
しかし、アナルパールなら排泄物と同じく排便時の快感が得られるので癖になる人が多く、様々なかたちでアナルへの刺激を求めるようになります。
子宮口への刺激と、連なった球体を一つ一つ引き出す時の圧迫感はアナルの快感をもっとも引き出してくれるので、アナルパールは最強のアナルグッズと言えるでしょう。